「鉄道廃線」写真編
古い写真で、なおかつ少ないですが、ご勘弁のほどを。
鹿児島県――大隅線
線路跡と信号機（クリックで拡大）
レールは撤去され、草ボウボウになっています。そんな線路跡に今もたたずむ信号機。垂水市と鹿屋市を結ぶ国道220号線はこういう痕跡の宝庫とでも言えるのではないでしょうか。写真はちょっと古いですが、今もこの状態のままだと思います。
信号機（クリックで拡大）
上の写真の信号機です。そのままの状態で打ち捨てられた信号機。灯りがともっていないだけで、この写真だけ見れば廃線跡にある信号機とは思えないほどです。
大隅線――トンネル（クリックで拡大）
これも国道220号線の途中にあるトンネルです。中に入ることができないようになっていますが、まごう事なき鉄道のトンネルです。トンネルや高架橋がほかにも複数残っています。
鹿児島県――南薩鉄道
加世田駅跡（クリックで拡大）
枕崎駅と伊集院をむすぶ私鉄として、かつて「南薩鉄道」が走っていました。ここはその南薩鉄道の中でも最も栄えていた加世田駅跡です。
たった一度しか乗ったことがありませんでしたが、とても懐かしいディーゼル車が保存されています。線路もガタガタだったので、前後はもちろん左右にも揺れながら走っていたのを思い出します。
現在はバスターミナルになっていますが、鉄道博物館もあり、古い車両が展示されています。
かつての代表的な車両（クリックで拡大）
今はこのとおり、加世田駅跡の倉庫に古い車両が展示されています。一時はこの車両がこの場所で食堂として使われていたのですが、あまり繁盛していたとはいえず、だいぶ前に営業をやめてしまったようです。
ディーゼル機関車（クリックで拡大）
バスターミナルの中に、こんな古いタイプのディーゼル機関車が展示してあります。
蒸気機関車（クリックで拡大）
バスターミナルの中心部には2号機関車（だと思います）が保存されています。
番外編 - 北海道
未成線トンネル（北海道）（クリックで拡大）
いきなり場面は北海道です。鉄道が通るはずだったにもかかわらず、国鉄からＪＲに変わり、一度も線路がしかれることもなく、工事の終わったトンネルだけが残っている悲しい場所です。
まことにお恥ずかしいのですが、道北とだけしか場所はおぼえていません。
ご覧になっておわかりかと思いますが、これらの写真はまだデジカメはおろかパソコンも持ってなかったころのものです。フィルムを惜しみながらケチくさく撮っていましたので、写真そのものが少ないのです。
今思うともっと写真をいっぱい撮っておけばよかったなあと痛感しております。特に北海道のものはめったに行けるところではないだけに、本当に後悔しています。
鹿児島県のものについては、また改めて大隅線など現地に赴き、徹底的に写真を撮りまくってアップできるといいなと思っています。
※ 警告！※
建物や場所によっては崩壊の危険など（ほかにもいろいろな意味で）かなりやばいところもあります。また、管理人がおり勝手に入ることのできない所もあります。もしこれをご覧になったあなたが現地に行くときには、それらの危険などがあることを覚悟の上、自己責任で行って下さい。
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