Photos of Ruins

「廃 屋」あの中には何が…



廃屋
ススキのむこう(クリックで拡大)

 前々からいったいこの廃屋はなんだったのだろうと思っていました。ともかくかなり古い物件であることは確かで、時が経つにつれどんどん崩壊していっています。ある程度現物が形を保っているうちにと思い、探訪を敢行しました。

廃屋
半 分(クリックで拡大)

 生い茂るススキをかき分けて建物に近づいてみます。この建物の右半分は崩壊しています。

廃屋
さらに接近(クリックで拡大)

 この建物の半分が倒壊しているわけですから、けっこう大きなものだったのです。

廃屋
瓦 礫(クリックで拡大)

 倒壊した部分は瓦礫の山と化しています。

廃屋
奥のようす(クリックで拡大)

 薪(?)と思われるものが積んだままになっています。
 この建物は何かの工場だったと思われるのですが、かなり以前から既に廃墟だったので、元が何の工場だったのか現段階ではわかりません。あくまでも予想ですが、薩摩焼の窯があったのではないかと思います。

廃屋
隣接する建物(クリックで拡大)

 工場だったと思われる建物に、直角に接する位置にもう一つの建物があります。ここはまだ倒壊には至っていませんが、それも時間の問題かと思われます。上の写真の建物(工場)とつながっていたのかもしれません。

廃屋
入り口まで(クリックで拡大)

 このとおり、ものすごいやぶが入り口までの空間をうめつくしています。

廃屋
ぽっかりと(クリックで拡大)

 藪をかき分けていくと、戸のはずれた入り口が現れました。いったいこの中には何が…?

廃屋
内部 一(クリックで拡大)

 このとおり、いつ崩れても不思議ではない状態です。だから万全の装備というわけではありませんが、何かが落下しても大丈夫なようにヘルメットをかぶって臨みました。

廃屋
内部 二(クリックで拡大)

 大黒柱?かどうかはわかりませんが、真中にある柱です。

廃屋
内部 三(クリックで拡大)

 天井が垂れ下がっていて非常に危険。といいながら撮影を続けた私であります。

廃屋
天井の穴(クリックで拡大)

 空が見える天井の穴。もう一刻も早くここから出ないと危ないと思いながら、いろいろなものが散乱している部屋をどうしても見たい気持の方が大きく、さらに撮影を続けました。真似しないでください。

廃屋
リビングスペース?(クリックで拡大)

 雑物が散乱していた部屋。ソファなども。

廃屋
リビングスペース? 二(クリックで拡大)

 古いデスク(木の机)などが引っくり返るように押し込まれています。

廃屋
この中には…(クリックで拡大)

 この廃屋探索で最も気になったのが、この長持のような家紋の入った黒い箱です。いったい中には何があるのでしょうか。開けて中を見てみたいという思いにかられましたが、のんびりと開けてみるような余裕はありませんでした。それだけに今になってとても気になっています。

廃屋
となりの部屋(クリックで拡大)

 ガラクタが散乱していた上の写真の部屋のとなりです。畳敷きの部屋だったようですが、畳は腐ってだらりと垂れ下がり、床そのものがぬけていました。

 ここまでで、この廃屋探索を終えることにして撤収しました。私の「危ないセンサー」がもうこれ以上はヤバイ!という最後警告を発したのです。

 結局ここがいったい何だったのかはわからずじまいでした。もうこの廃屋の中に入ることはないでしょう。通るたびに、あの長持の中には何があるのかを気にしながらも…。


※ 場所について…鹿児島方面から国道226号を指宿へ来ると、岩本トンネルというトンネルがあります。このトンネルを出るとすぐ左手にこの廃屋があります。かなり丈の高い草が生えているのでわかりにくいかもしれませんが、JR指宿・枕崎線の高架橋のすぐ下です。

※ 警告!※
 建物や場所によっては崩壊の危険など(ほかにもいろいろな意味で)かなりやばいところもあります。また、管理人がおり勝手に入ることのできない所もあります。もしこれをご覧になったあなたが現地に行くときには、それらの危険などがあることを覚悟の上、自己責任で行って下さい。

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