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『廃別荘―バブルのつけ?』の撮影をした時に偶然この廃墟を見つけました。何度か足を運びながらもなかなか探検できずにいたのです。でも先日やっと探検ができましたので、今回のアップにこぎつけました。

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この廃墟の姿を強烈に印象づけた写真です。しかしこの時は探検しようにも、アプローチできる道がわからず、やむなく断念。それだけにますます興味がわいてきました。
で、屋根のてっぺんの形から、この廃墟を『ピラミッドの館』と呼ぶことにしました。

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断念した時に、一応の目星をつけたのがこの道でした。ここからアプローチしてもよかったのですが、この探検を敢行した時にここより可能性の高い別ルートを見つけたので、そちらを使いました。でもまた機会があったら、こちらからも近づいてみようと思います。
-------- ≪ 探 検 当 日 ≫ --------

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探検を実行した日の最初に撮った館の遠景です。真正面過ぎてピラミッドに見えません。この時はじめてわかったのですが、この廃墟はピラミッドの建物とその右のもう一つの建物から成っています。低い屋根だけが写っているのがおわかりでしょうか。この屋根にもてっぺんにピラミッドがあります。

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今回偶然に見つけた、建物に行き着く可能性が高いと判断したルートです。道そのものがそれらしい雰囲気をもっていました。
私は、ここに違いない!と直感したのです。

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この道を徒歩で登っていくと、ついに現れました。
『ピラミッドの館』です。しかし…この荒れようは凄すぎる…。

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エントランスに近づこうにも、木々がうっそうと茂っていて入れません。まるで来る者を拒んでいるかのようです。

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サイドに回ってみました。しかし生い茂った植物が行くてをふさいでいます。こりゃぁ建物の周りさえまともに見ることはできないかもしれんな〜と思いました。

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エントランスの平らな屋根がわかるでしょうか。ジャングルナイフでも持って来なきゃ、どうにもならない…、そうあきらめかけました。何といってもここは高台なので、建物から離れたところは崖になっている危険があります。

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左がダメなら右からいってみよう。こちらもたいへんな思いをしましたが、なんとかエントランスにたどりつくことができました。

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正面入り口のドア。釘でしっかりと(でもないけど)打ちつけられ開くことはできません。

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この玄関からさらに右へまわってみると、ピラミッド状の屋根の建物が見えました。しかし、そこから直接ピラミッドの建物まで行くことは不可能でした。

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ガラスのはずれた小さな窓があったので、そこから中を撮影。建物内の池だったのでしょうか。4本の柱とレンガ風のくぼみがありました。凝った造りをしています。

ふと影になっているところを見ると、勝手口のドアはすでにはずれ、ぶっ倒れていました。そこから中へ。これで内部の探検ができる!
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入ってすぐはキッチンでした。

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台所から次の間を見ると、先ほどの室内の池のあるところです。そこからさらに奥(右)へと進むと……

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廊下が奥へと続いています。壁も床もひどく痛んでおり、床を踏み抜く危険がありそうでした。カーテンが閉まっている上に雨戸も閉まっている暗い廊下を一歩一歩慎重に先へと進みました。

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腐った壁と廊下の続いた部分をぬけると、青白く写っている渡り廊下へとかわります。エントランスのある建物とピラミッド屋根のたてものをつなぐ廊下のようです。

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青白い廊下を過ぎると、この階段があります。登る途中から螺旋階段になります。螺旋になるところから今登ってきた階段の写真を撮影。

螺旋階段を登りきったところ。こここそがピラミッドの館の中心部です。⇒

螺旋階段の中心となる柱はこの建物自体の中心です。ここから自然光を取り入れるようになっているわけです。また、夜は照明の明かりがこの部分から外に出ることで、夜でもその存在がわかるようになっています。←
この上にピラミッド型の小さな屋根があるのです。しかし、この明かりがともっていたのはいったいどれくらい前のことでしょうか。

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この部分はカウンターバーだったのでしょう。さびついた椅子が妙な現実感を醸し出しています。
四方が見渡せるこの建物。しかも高台に建っていますから、景色もよかったのではないかと思いました。でも今は植物にさえぎられてしまっています。

ガラスのはずれたところから、ベランダに出てみました。先ほど思ったよりも見晴らしは良くありません。ここが廃墟になったのもなんとなくうなずけるような気がします。
真ん中の写真は、エントランスのある建物の屋根です。もう二度とここに立つことはないでしょう。私は再び螺旋階段を降り、青白い壁の廊下をとおり、腐った壁と床の廊下をさっきよりも慎重に歩いて外へ…。
こうしてピラミッドの館探訪を終えました。
この廃墟『ピラミッドの館』は揖宿郡山川町のヘルシーランド近くにあります。
※ 警告!※
建物や場所によっては崩壊の危険など(ほかにもいろいろな意味で)かなりやばいところもあります。また、管理人がおり勝手に入ることのできない所もあります。もしこれをご覧になったあなたが現地に行くときには、それらの危険などがあることを覚悟の上、自己責任で行って下さい。

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