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「鹿児島にはむかしながらの風情がない」と私は別のページで言いました。いや、実際そうなのです。そんな中で、かろうじて指宿市のむかしの名残がある場所というのが、この宮ヶ浜地区です。
一昔前の商店、家屋が国道226号線沿いに並んでいます。はるか以前はこのあたりが指宿の中心だったわけです。しかし、一部を除いて半数以上の商店が廃業しています。
学校名からもそれがわかります。この地区にある小学校は指宿小学校というのです。今では指宿小学校よりも他の学校の方が児童数が多くなっています。
ここまでの写真について
今ではもう見られない屋根の形をしているのが特徴です。まあ古いといっても明治以降あるいは昭和になってからのものかもしれませんが、それでもむかしを伝える指宿の大切な文化財だといってもいいと思います。
国道をはさんで反対側にも古い商店や家屋があります。こちら側は今も現役の商店として営業を続けているところが比較的多いです。
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このあたりでは最も大きな古い建物ですが、現役の農機具店としてがんばっています。こんなガラス戸の店はもうめったに見られなくなって久しいですが、安直にアルミサッシに替えず、むかしながらの形を残している点はとても偉いと思います。
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ここは金物屋さんですが、なんと○○百貨店という屋号が書いてあります。もちろん今も営業しています。
ほかにも下の写真のような店舗や家屋が並んでいます。こういったものをしっかりと後世に残していくことは、 とても大切なことだと思います。
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