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旧グリーンピア指宿へとつづく道の途中に、こんな廃墟を見つけた。
蔵である。
長いこと指宿にいながら、今まで通り過ぎるばかりで
気がつかなかったのだ。
規模は小さく、屋根は崩れ落ちているが立派な廃墟である。
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向きを変えて撮影。こちらから見ても、堂々た
る趣きがある。
廃墟というより遺跡のようでさえある。
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雑草や木々に阻まれているので、中に入ることはできない。
入っても何も残ってはいないとは思うが…。
かつて、どのような品々が収納されていたのだろう。
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蔵の持ち主が住んでいたと思われる母屋も
このとおり朽ち果てている。
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かろうじて家屋の面影を残している側面。
それに比べ、屋根がなくなっているとはいえ、蔵建築というものの頑丈さがよくわかる。
あえてタイトルを「蔵」としたのは、土蔵ではないからである。鹿児島では土蔵ももちろんあるが、このような石造りのものも多いのである。
※ 指宿の市街地から旧グリーンピア指宿へ登る道の途中にあります。
※ 警告!※
建物や場所によっては崩壊の危険など(ほかにもいろいろな意味で)かなりやばいところもあります。また、管理人がおり勝手に入ることのできない所もあります。もしこれをご覧になったあなたが現地に行くときには、それらの危険などがあることを覚悟の上、自己責任で行って下さい。
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