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鹿児島県川辺郡川辺町から加世田市に向かう県道31号線沿いに、この廃屋があります。おそらく、ちょっとした和食の店か何かだったと思われます。廃墟になってから10年以上経っているのではないでしょうか。
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家の造りはなかなか凝ったもので、
それなりの体をなした和風のもの。
だが、長いこと主のいない建物の運命はこのとおり。
かなり大きな瓦葺きの屋根だったことがわかりますが、
その六〜七割がたが崩れてしまっています。
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ぽっかりと開いたままの入り口から、中へ入ってみます。厨房にはいろんなものがそのまま残っていました。しかし予想したほどめちゃくちゃではありませんでした。調味料入れなど細かいものはきちんと並んでいて、つい最近まで使われていたかのようです。
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ここは厨房のとなりの部屋。床には料理関係の雑誌が散らばっていました。発行は昭和53年と書いてありました。そんなに古い廃屋ではないのですが…。
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客室だったであろう座敷。こちらは屋根がひどく壊れており、直接風雨にさらされてきたようです。ふすまの向こうはほとんど屋根がありません。
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あらためて厨房を撮影。よく見ると長い歳月を経てきたことがわかります。雑物が足の踏み場もないほど散らばっています。
廃屋になってしまった建物にはいろいろありますが、料理屋だったところがけっこう多いです。この店がどれほどの料理を出していたかはもう知る由もありませんが、この世界のきびしさというものをひしひしと感じます。
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ここはやぶになっていてわかりにくいですが、店の玄関です。内部でも確認したとおり、店部分はいたみが激しく、ここを開けても屋根のない客室が待っているだけ。下手をするとわずかに残っている屋根の残骸が落ちてくる危険があるので、ここはもう開けずに撮影を終えました。
※ 警告!※
建物や場所によっては崩壊の危険など(ほかにもいろいろな意味で)かなりやばいところもあります。また、管理人がおり勝手に入ることのできない所もあります。もしこれをご覧になったあなたが現地に行くときには、それらの危険などがあることを覚悟の上、自己責任で行って下さい。
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