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2005年6月26日(日)。予報では雨だったはずなのに、こんなにいい天気だったので、車を開聞岳方面へと走らせました。
目的は、花瀬望比公園にあるという情報をいただいた、廃ドライブインを探すこと、それから、開聞岳一周道路のあのトンネル入り口そばの建物跡の再調査です。
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合成写真にしようと思い、連続して撮影。しかし、合成にはちょっと無理がありましたが、強引にやってみました。下がそれです。
全体的な印象がおわかりになるでしょうか。
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この花瀬望比公園は、フィリピン・レイテ島での戦死者を慰霊するための場所です。
燈篭、五重塔、兵士の像、はるか南をいつまでも見つめ続ける母の像。観音像などがあります。
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このあたりにある建造物といえば、この案内所と窓のない東屋だけです。かつてはドライブインがあったのでしょうが、それらしいものは見つかりませんでした。
もしかしたら、車を停めた駐車場にあったのかもしれません。
この花瀬海岸を後にして、開聞岳一周コースの始点であり終点でもある、あのトンネルに向かいました。
途中、開聞山麓ふれあい公園から下っていくところに、以前から気になっていた史跡があったので、車を停めて見学することにしました。
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これが問題の史跡です。開聞岳へ登る途中の道端、しかも岩場を壁にしたところにあるこの鳥居と、小さな石塔の数々。
昼なお暗い場所ですが、木漏れ日がいくつかの石塔にあたっています。
開聞岳に行く時にはよく通る道なので、この史跡は何なのだろうとずっと思いながら、停車してじっくりと見ることができないままだったのです。
鹿児島によくある「かくれ念仏」関係の場所かと思っていたのですが、そうではないようです。詳細は右の写真の案内板を見てください。
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さあ、いよいよあのトンネルです。このトンネル入り口のすぐ右に瓦礫と化した何かがあります。
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このとおり、瓦礫となっている状態で、よく調べないとわかりません。そこで、ちょっと登ってみることにしました。
散乱した瓦、木材、バケツ、コンクリの壁跡、窓枠とガラス…。確かに建物があったことは見てとれます。しかし廃墟というよりゴミ捨て場と言ったほうがいいかもしれません。
ということで、この日の探訪を終えたのですが、なんか、悲しいですね。
※ 警告!※
建物や場所によっては崩壊の危険など(ほかにもいろいろな意味で)かなりやばいところもあります。また、管理人がおり勝手に入ることのできない所もあります。もしこれをご覧になったあなたが現地に行くときには、それらの危険などがあることを覚悟の上、自己責任で行って下さい。
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